鏡を見ると
そこにいるのは
シミだらけで、愛する人も
自慢できるような履歴も
自信をもてる自分自身も
交友関係もないおばさんが立ってる。

細木数子のような占い師に
全財産突っ込んで
安心を手に入れたい気分になる。

そして怒りが湧いてくる

可愛い私を
地獄に落としたのは誰なのかと。

鏡には自分しか映らない

私は自分と違う誰かの人生を
歩もうともがいたのかもしれない。

過去は消えないし
未来を切り開くはずの私は
ここで未だ傷ついて泣いてる。

維持バイアス？
不幸を引き寄せてる？
自分軸をもて？
うるせーうるせー

どうあがいても
あの人のようにはなれない

面倒くさがりで
怠け癖があって
要領が悪くて
判断力に欠けてる

そんな自分と
どんな風に生きていく？

これ以上自分をいじめたら
もう生きていけない

お肌がきれい
堂々としている
お綺麗
自信たっぷり

そう言われることがある。
疑心暗鬼だからか
素直に喜べなかったり
意外とハッタリはバレないんだと思う

本当のことなんてどうでも良い
誰かのことなんて信じられない

自分を愛して生きていくと決めたから
自分の決断を、自分を信じられる
努力をするだけなんだ。

可笑しくなって鏡を見る

そこには
可愛い自分が立ってる
シミは少し薄く見えた
なんだ認知なんてこんなもん

シミ取りエステの2回目を予約した

細木数子に反論できて
欲しいものだけ選んで
大金を払わず帰れるなら
何も怖くないじゃん