私が恋に落ちたら(身勝手に幸せに自由になりたい

初めての婚外恋愛はあっけなく終わってしまった。それでも、彼との運命が私も変えたことは変わらない。何かに依存しないと生きれなかった私が、自分を愛せるように進み続ける記録。

執着しないために距離を置く

それが怖くてできなかった。


距離を置くと言っても
会う頻度を減らすとか
わざと連絡頻度を落とすわけじゃなくて。
自分の気持ちを確認しながら
彼との距離を保とうと思った。


今までは何でも受け入れて
何でも合わせて居たかったけど
自覚もないまま
必要とされたい。それだけで
自分のしたくないことまでしてた。



昨日の彼との待ち合わせは
4月に別れた思い出の場所。


復縁したはずなのに
あの海を見て憂鬱になるのは
あの日の課題が今も残ってるせいだと思う。


久々に見たオタクたちは
もう愛しくは思えなくて。
彼のオタ活が終わるまで待ってる間
勝手な怒りと悲しみが湧いてきた。


チョコレートで手を汚しながら
おばさんはまた、泣いていました。


可愛いアイドルにキャーキャー言ってる彼に、片道1時間かけて会いに来た。なのに待たされて、ゴディバまで迎えにも来てくれない。悲しい。情けない。拭いても拭いても手がチョコレートで汚れる。店員さんのバカ、オタク気持ち悪い。
なんで人前でも平気で泣くの?バカ。惨め。


彼が待ってるはずの場所まで
涙が止まるまで寄り道をして


彼はあからさまな不機嫌に気付いた。


彼)ごめんごめん。
私)触らないで。オタク気持ち悪い。
彼)よしよし、オタク気持ち悪いね。
早く離れようね。でもすごく良いイベントだったよ
私)気持ち悪い。蕁麻疹でる。


前回一緒にライブに行ってフリまでやって
克服できたと思っていたけど
押し殺していただけで
嫌悪は酷くなってぶり返した。


彼の大好きなものを批判するなんて最低。
でも嫌なんだもん。


彼のことを知りたがったのも
会いたくて無理に予定入れてもらったのも私。
なのに気持ち悪いなんて。


きっと
女の子にキャーキャー言ってることに嫉妬して
自分の所有物にしたい気持ちが湧いたから
それが私の嫌悪の正体かも。


気持ち悪いのはオタクじゃなくて私。
ごめんよオタク、末永くお幸せに。



人は一人では生きられないけど
誰かと一つにもなれない
そんなの当たり前なのにね。
縛られるのも嫌なくせに
ひとりなのがいつも寂しい。


自分が何よりも大事。
もう何も縛らなくて良い。


誰と寄り添っても抱き合っても
自分とひとつになれないから寂しい。
誰かのお腹に帰りたい。



そんな自分を認めたら
彼とのことが
少し俯瞰的に見え始めた。

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