私が恋に落ちたら(身勝手に幸せに自由になりたい

初めての婚外恋愛はあっけなく終わってしまった。それでも、彼との運命が私も変えたことは変わらない。何かに依存しないと生きれなかった私が、自分を愛せるように進み続ける記録。

私が望んでたものは

私)終わるときは死ぬ時だよ
彼)嫌だ


あの時の彼の気持ちがわかる気がしたのは
般若のアルバムを勧められたのを思い出したから。


その中の「大丈夫」をもう一度聞いて
初めて後悔した。



彼も母子家庭で
親の身勝手が生む貧困で
悲しい幼少期を過ごしてた。
母親が返ってこない夜


私は早く早くと願ったけど
彼はこれからどう生きよう?と考えた


今彼の築いているキャリアは
彼の努力以外の何物でもない。



きっと幸せを欲しがって
食いしばって
やっと手に入れたんだ


なのに
私は簡単に奪おうとした。


お前なんかに
死にたがって逃げてるお前なんかに
俺の人生を奪われてたまるか。


そう言いたかったのかもしれない。



人生の戦友になるって約束したのに。
察しろよはなしだよ。



私は立ち上がれなくて
あのとき諦めた



あの夜から自分を助け出す。



甘えてよかったんだよ私たち
敵は自分の中だよね。


私、あなたと聞いた最後のバラード聞いてる。
こんなのくだらないって
許せなかった曲聞いてるよ。


残酷な映画も
悲しい曲も
今は必要じゃない。


美しくなりたかった。
あのとき殺した優しさを
今から迎えに行く。


欲しかった優しい世界は
手に入らないから唾を吐いて
選ばないことを選んでた。
何も信じたくなかった。


大切な人はいつも
どうして?と悲しそうな顔だった。


私は愛する人たちを地獄に落としたかった。
いつでもその覚悟を欲しがった。
それが愛だと思ってた。



優しくしてくれる人がいたら
それを信じてみたらいいんじゃないかな?


その言葉も全然理解できなくて。


今ならわかるよ。
あなたが優しかったから。

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