そうやって気を引こうとした。

私は欲しがりすぎた。
欲張りすぎた。

もっともっと
大切にされたかったし
私の願いが叶わない理由を知りたかった。

そして
私たちには未来はなかった。
相変わらず単発のワーク
種は腐ってる。

もっと楽しくして
もっと会える日を増やして
もっと愛して
もっともっと

ふざけんな。
そう言われて安心したかった。
本当の彼にもう一度触れたかった。

未来なんてないんだから死にたかった。
にこにこしている自分のまま

全部私のものでしょ？
嘘つき。
早くしないから
全部嘘に変えたんだよ。

大切にされる私になるね。
そんなの
あなたは求めてないのにね。

もう私はダメなんだよ。
空が落ちてきちゃったよ。

コップの水が
まだこれだけ残ってるなんて思えない。
もうこんなに減っちゃったよ。

あと100万
あと10万
あと1000円
そんな風に数えるくらいなら
はじめから火をつけたいの。

あなたなら増やす方法を考えるよね。
もうサヨナラ。

どんな最期が良い？
私はあなたと一緒が良かった。