辛い朝
玄関の外でタバコを吸いながら
いつも泣いてる

我慢してるものが全部溢れる朝

楽になりたい

そう思いながらスマホを触ると
だいたい薬が出てくる

愛しなさい
一度も傷ついたことがないかのように

その本をオーディブルで序盤だけ聞く
ほらやっぱり号泣してる

タバコを吸い終わるころには
答えが見えた気がして
LINEを打つ

愛してる
何も傷ついてないよ。

そんなの嘘だ
でも新しい展開と
自分の心が明るくなるために。

もう他人のことなんて知らない

私も自分を豊かにするものだけ
選択できる強さが欲しい

全部大嫌いな世界と
全部愛してる世界が交互に来てる

やるべきこととやりたいことで
頭もスケジュールもパンクしそう

気づいたら彼のことを忘れてた
そしてLINEを返そうと
彼のアイコンを見たら
世界は暗くなった

私に希望をくれた
彼は光だったのに
もう地獄の入口でしかない。

ずっと繋がっていたかったのに

言葉では
あなたに私は必要ないの？
と言いたかったのに
私に彼は必要なの？
と自分自身に聞いてる。

自分を豊かにするものだけ選んで
それ以外を置いていけたら
どんなに幸せだろう。

自分を愛してくれた旦那を
彼のように愛せたら。

いや、そんなの意味ない

もう自分が望んでない

やっぱり私が一人で幸せになれないと
誰かや何かに依存してるうちは
楽になんてなれないんだ。

欠けたものを何かで補ってる

彼は優しくなった

でももう地獄は嫌なんだ