前回のお食事会で
私の地雷について
と言うよりも好み？についての話になった。
私はプラスチックの食器や
フードコート(トラウマあり)
ファミレス、回転寿司
緑色のチェックの台布巾
というか台布巾そのもの
など飲食で苦手が多々ある。

若干の潔癖があり
ジムも温泉も
パーソナルや貸し切りが良いなと思うし
ラブホもラブホ飯も嫌
でも彼のおかげで克服気味。
たまに嫌になったら
自分でご飯を調達して行ったりもする。

経済力のある女ならまだしも
可愛い女ならまだしも
無職のちんちくりんがこれである。

本当は
うるせーなんでも食えよ
と彼に叱られたい。

彼）うめちゃん嫌だとすぐ泣くからな。

以前、いつものラブホじゃないとこで
ひどくて帰りたくて泣きそうになった。
そんな自分が嫌な女すぎて泣いた。

私の地雷を踏まないように考えてくれてたのか
なるべく安く済ませたくて
まさかフードコートを考えてるのか、、、
いや、そんなわけない。
けど何となく引っかかった。

銀だこでネギだこ買って公園で食べたい
好きな人とならそれだって幸せ
いや、それが幸せ。

だけど
彼のインスタの写真がちらつく。

彼のマンションや役職を考えると
ある程度の年収は分かる。
そして女に使える額も何となくは分かる。

それでも
今までの彼女や奥さんとは
きっと色々な体験をしてるんだろう
その背景があるから
エルメスなんて柄にもないことしちゃったのかも。

本当はレンタルハウスを借りて
手作りのコース料理を出しても良かった。

でもね、私愛人だもん。
高いプレゼントなんていらないけど
お金も時間も今までの人よりかけて欲しい。
そのための小細工なんてしたくないけど
そんな風に、ふと思っちゃう。

過去も未来も含めて私が一番じゃなきゃ嫌。
それって結局、そう言うこと。

でも味気ないよな、そんなの。
目に見えるものの価値でしか測れないなんて
浅ましいし悲しい。

彼には幸せでいて欲しいけど
別れたときのやつれた彼と
後部座席で見下ろした戸惑った彼の顔が浮かぶ。

彼の苦しそうな顔、辛そうな顔、無理してる顔
多分私はそれが好きなんだ。