小さい頃から私は呪われている。

それがいつも私を縛ってる。

人を試して裏切って

誰かの一瞬の愛や優しさを弄んで

突き放して捨てて

手に負えなくて捨てられて

小さい頃と同じ

ずっと愛されたかった。

無償で愛して欲しかった。

でも叶わなかったから

優しさの全部を疑って

そばにあったはずの愛と

素直に向き合えなかった。

彼を私にくれた神様は

きっと急に彼をとりあげる

だけど彼が私にくれた優しさは

彼が消えちゃっても無くならない。

彼が愛してくれたから

周りにある愛に気づいた

だから

旦那がくれた愛が分かった。

男としてはもう受け入れられないかも

だけど旦那は人として

やはり素敵な人だった。

久しぶりに深く抱き合えた気がする。

不倫してるなんて言えないけど

あなたに楽しかったこと

悲しかったことを話せないのが寂しいよ。

あなたが彼みたいに

いつも私と向き合ってくれたら

不倫なんてしなかっただろうけど

あなたはそこまで強くないよね？

私は彼に出会わなかったら

あなたと素直に向き合えなかった。

あなたの子どもを産んだこと

絶対に後悔させないでね？

そう言った私のことを

旦那はきっと覚えてる。

後悔してないよ。本当に感謝してるよ。

だけど彼を好きなこと、愛したこと

絶対に謝ったりしない。

涙なんかじゃ強くなれない

世界に溢れた愛が見えたら

きっと強くなれるんだ。