私が恋に落ちたら(身勝手に幸せに自由になりたい

初めての婚外恋愛はあっけなく終わってしまった。それでも、彼との運命が私も変えたことは変わらない。何かに依存しないと生きれなかった私が、自分を愛せるように進み続ける記録。

白い私が見た彼は③【浮気男の甲斐性】

彼と本気で付き合うかも

そう思った時から

私はお財布を一切出さなくなった


自分のものや小銭を出すことはあっても

デートについての支払いはしない


それは恋人の証だと思ってる


婚外恋愛において

恋人である証明は難しい

所詮愛人


それを虚しく思わないでいられるかは

やはり、男の甲斐性だと思う


たとえ遊びであっても

相手にそれを感じさせなければ

それは本気と呼べるだろうし

それが浮気男の嗜みだろう


愛人ひとり満足にさせられない

そんな甲斐性なしに

心を使う余裕はない。



昔、君はワガママを言わない良い子

と言われたことがあったけど

それは魅力のない暇つぶしの男に

いちいち心を開いてないだけ


私は好きな男の前では

ワガママで可愛くない

面倒くさい、痛々しい女である

それを受け入れる?

受け流し飼い慣らせる人は貴重




もし彼の全てが嘘だったら

私はそれでも出会えて良かったと

強がりじゃなく言えるだろうか


一瞬だけ触れた彼の感情は

本物だったと思える


本当は最低な浮気者かもしれない

私が見てるのは側面にすぎなくて

違う面には正反対な彼がいるかも。


都合が悪くなったら

さっさと繋いだ手を離して

私のことを捨てるのかも


それでも

嘘をついて時間を割いて

私の何かを欲しがってくれてたなら

悪くないと思えるかな


そんなの綺麗事?

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