彼は鏡
私は彼を運命の人だと思ってる。
それは
彼に恋をしたからでも
情熱的に愛し合ったからでもなくて
ゴルフで言うカメラのように
私のフォームを確認できるから。
人生折り返し地点の手前で
私に課題を教えてくれた。
ずっと変わりたかったけど
どう変われば良いか分からなくて
あれから20年が経った。
人生は2つの生き方があるだけだ
ひとつは奇跡などないかのような生き方
もうひとつは、まるですべてが
奇跡であるかのような生き方だ
彼はアルベルトが言う後者。
今までの私は前者だった。
でも彼に出会えたから
ふたつを行き交いながら
成長して生きていく。
彼がどんな人でも
恋が醒めてしまっても
彼が私を愛せなくなって
私が彼を憎んでも
彼は私の運命なんだ。